【地方就活生に不利な】2016卒就活時期後ろ倒しに対応する5つの方法


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_2016.jpeg「大学生は学業を優先すべき」といった政府要請により今年(2016年卒の学生)から就活解禁時期が3月1日に変更されることになった。
ただし、経団連に所属しない企業には適用されないので注意が必要だ。

タイトルにも書いているが今回の就活時期後ろ倒しは地方就活生に特に不利である。
そのために対応する5つ方法を今回記事に書かせて頂いた。
16卒の学生は是非参考にしてほしい。

1. 就活時期の変化
16卒の就活時期についてはこの3つを覚えて欲しい。
①企業説明会は3月1日解禁である。(以前は12月1日解禁)
②採用選考が8月1日解禁である。(以前は4月1日解禁)
③上記の解禁時期に関係なく採用活動を始めている企業も多数ある。大まかなスケジュールに関しては以下の図にまとめられているので確認してほしい。
■選考期間が異常に短くなった。

図を見ると分かるように今年からは期間が短くなっていることが分かる。

しかし、内定式は昨年と変わらず10月となっている。
そして選考期間がわずか2ヶ月しかないのだ。■忘れてはいけない点

そして何より気をつけないといけないのが「解禁時期より先に採用活動を始めている企業も多数ある」ということだ。

これは経団連に所属していない企業や所属していても倫理憲章に従わない企業が多数あるからだ。
外資系企業はもとよりIT・広告・コンサル業界の一部企業などは既に採用活動を始めていて1月現在で内定を出している企業もある。■インターンシップを行う企業が倍増また、今年は10~2月にオータム/ウインターインターンシップを行う企業がとても多く、昨年度の2倍以上と言われている。
これは説明会の代わりにインターンシップを行って学生を惹きつけておこうと考えている企業が増えたためである。■リクルーター制度を取り入れる企業が増加リクルーター制度については特に時期は決まっておらず、水面下で行われるものであるがこちらも説明会の代わりとして取り入れている企業が増えている。もっとも、水面下で行われているので正確な数は分からないが。*リクルーター制度とは
企業のOB・OGが後輩づてに学生を紹介してもらい、カフェなどで面談を行い囲い込みをしていく手法。
企業のプレエントリーや説明会参加で魅力的だと感じられるとリクルーターがつくケースもある。
ラフな感じで面談に誘われるがしっかりと採用目線で見られているので油断大敵である。


2. 地方学生への影響

■地方学生への影響

主に以下の2つの点で不利である。①春休み(2,3月)を就活本格化の時期に活用できない。今までは12月から説明会が解禁で2,3月の春休みに東京も含めて遠方へ就活のために出かけることができた。また、1,2ヶ月の滞在も可能であった。しかし、今年度は説明会解禁の一ヵ月後の4月からは大学の講義が再開するので東京での就活は困難になってくる。
なので、地元でのみ就活を行うか、地元と東京を何度も往復するかという選択をしなければならない。
費用と時間がかなりかさんでしまう結果となり、地方就活生の格差は更に広がってしまう。
②情報格差が更に広がって就活に出遅れる。今年度からはリクルーター制度などの水面下で行われる就活が増えるため、地方学生の情報格差が更に広がる。なぜなら、こういった情報は都内の学生には回るが地方までには届きにくいからだ。そもそも地方には企業のOB・OGが少ない。そして地方就活生は例年のように出遅れる。今年は更に出遅れると予想される。
■学生への影響(首都圏、地方共通)

多くのメリット・デメリットがあるので箇条書きで説明していく。
見ると分かるがデメリットが非常に多い。


<メリット>

・インターンシップに参加する時間が取りやすい。
就活時期が遅くなることにより、インターンシップに落ち着いて参加できる。

・留学がしやすくなる
就活時期が遅くなることにより、春休みなどに留学に行きやすくなる。


<デメリット>

・就活は短期決戦ではいい結果が出ないことが多い。
星の数ほどある企業の中から自分にあった企業を探す大事な時期なのだ。。
無理して終わらせようならそこに良い結果は出ないことが多い。
自己分析、業界研究、企業研究などやることは山ほどある。
3月から始めるのでは明らかに遅い。

 ・就活の準備が難しい
昨年度までは12月から自然と準備ができていたが、今年はそうはいかない。
自分から能動的にアクションしていかないと就活本格化の時期に対応できない。
学校側も3月の就活本格化直前に就職ガイダンスを開催するのは物理的に難しい。

・大企業→中小企業という順番で受けることができない。
選考期間がわずか2ヶ月なので選考時期が被る。
そのため大企業を落ちたら中小企業を受けるといった方法ができなくなる。

・公務員試験と時期が被る。
公務員試験も時期を遅らせる対応をしているようだが、それも一ヶ月程度であり、期待はできない。
公務員を視野に入れている人は同時進行で進めて行かなければいけない。

・理系の学生は更に不利になる
卒論、修士論文やゼミ活動、学会への参加など4月以降は理系にとって大事な時期だ。
その時期に就活が被るので両立が難しくなる。

・院試と被る可能性がある。
大学院進学を考えている方は要注意だ。
企業の選考が院試と被るという事態も想定に入れて行動しよう。

・真夏にスーツを着て汗だくになってしまう。
辛さが身にしみる。


3. 5つの対応方法

3.1 興味がある業界、企業についてはすぐに調べる。

あなたが興味がある企業はもう採用活動を始めているかもしれない。
3月からだから大丈夫と考えるのはただの怠慢だ。
「選考会に参加できなかった」とならないように今すぐに調べよう。
調べ方に正解はないが、何をすればいいか分からない方は以下の方法で進めよう。①興味をもった企業の採用ページをまず確認してみる。
そこに説明会や選考会の情報が記載されていることが多い。②リクナビ、マイナビで企業名を検索してみる。
インターンシップや説明会の情報が載っていることが多い。
この2つのナビサイトは掲載企業が多く、使いやすい。③先輩に業界、企業の話を聞いてみる。
就活を経験した先輩に話を聞くのは非常に有効だ。
身近なところから情報を集めてみよう。④該当企業の参加する就活イベントがあれば参加してみる。
説明会以外の場で企業の方と会える機会も意外と多いので活用しよう。

3.2 インターンシップに積極的に参加する。

3月までは説明会を行わない企業も、2月までにインターンシップを開催しているところが多い。
なので就活の準備も兼ねてインターンシップに積極的に参加しよう。
多くの情報を得られるだけでなく、そこでの経験が就活に大きく役立つはずだ。
「どのようなインターンシップに参加してきたか」という点も選考に考慮する企業も多い。
面白そうなものに参加できる機会があれば見逃さずに参加しておこう。
「16卒 インターンシップ」で検索するとたくさん出てくるので自分にあったものを探そう。


3.3 就活イベントに積極的に参加する。

参加できるものはインターンシップだけではない。
昨今ではユニークなものから王道のものまで様々な就活イベントが開催されている。
2月以前に開催されているものも非常に多く、企業の情報を得られる機会となっている。
説明会が開催される前の準備としては非常に有効な方法だ。
様々なナビサイトでイベントを調べることができるが、サイトごとそれぞれ特徴がある。
先輩などに聞いて、自分にあったサイトからイベントを探してみよう。
ただし、東京では多数開催されているが地方によっては開催が少ないこともある。
東京に来る機会があれば事前に調べておいて、効率よく参加しよう。


3.4 OB・OG訪問を積極的に行う。

OB・OG訪問は企業説明会の参加前後で有効である。
人事からの話だと、自社の良いことしか言わないこともあるがOB・OGだと社員の本音が聞きやすいというメリットがある。
そのため企業理解を深めやすい。また、自分と企業のマッチ度をある程度測ることができる。

方法はいくつかあるので以下の方法で実践してみてほしい。
・先輩づてに紹介してもらう。
・友人づてに紹介してもらう
・説明会参加時に社員の方に声をかけてお願いする。
・企業に直接メール、電話をしてお願いする。
・面接時に直接お願いする。

3.5 事前準備をできるだけ早く始める。

3月からは一斉に説明会が始まり、足を運ぶだけで忙しくなる。
そして、選考会を既に始めている企業の面接を受けたりしながら、4月からは大学の講義が始まり、7月に大学の後期試験があり、8月から選考および内定が出始める。
このように考えると3月以降に就活の準備をする時間はほとんどないと言ってもいいだろう。
なので、2月までにできるだけ事前準備することをお勧めする。

準備は自分なりでいいが、分からない方は以下のことを一通りやってみよう。
・自己分析 ・業界研究 ・企業研究 ・模擬面接 ・ES練習 ・面白そうな就活イベントに参加 ・インターンシップに参加 ・OBOG訪問


4. まとめ

ここまで読んで頂いた方には今年度から就活時期後ろ倒しにより大きな変化があること、3月から就活を始めていては出遅れることがよく分かるだろう。
特に地方就活生にとって不利な内容になっており、しっかりと対策が必要なことも感じてもらえただろう。
3月以降に混乱した就活生が多数でてきて話題になると予想もできる。

そうならないように本コラムがあなたの就活の一助になれば幸いだ。

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また、本コラムに関するご意見も送ってもらえれば必ずご返信する。


地方のミカタ岩本
iwamoto@chihounomikata.com